その後も私が少し離れただけで(1mとか!)ウルウルしたり、ちょっとした事でぐずって抱っこを求めてきたり、まさにべったり状態でおまけに毎晩夜中まで寝ないし、本当に疲れ果ててしまいました。
金曜は、バスで火葬場へ。
従姉妹の娘ちゃん(娘と3ヶ月違い)のおもちゃを貸してもらって少し遊ぶことができて、お弁当のおかずもたくさん食べました。伯父にしつこく「おいしい?」と聞いたりして、初日から比べたらだいぶマシになっていました。
けれどちびっこ同士はなかなか距離が縮まらなくて、少し残念でした。2歳だとまだ仕方ないのかな?
土曜、バスで斎場へ。飛行機以上の難関が待っていました。
告別式が始まってしばらくして、娘がもぞもぞ動き出しました。
小声で「いたい」と言い出し、何だかぐずりそうになったので退席し、トイレの中へ。
すると「おしりいたーい」と言いながら泣き叫び、床をゴロゴロしだす。
固いうんちが詰まってるのかな?とお尻に小指を入れてみましたが何も触らず、娘は辛そうに泣き続けるばかりで、これは大変だ、と娘を抱き抱えてトイレから出て、席にいる親戚に合図して母を呼んでもらい、
「お腹痛がってるから病院連れて行く」と伝えました。
母は無言で式場に戻り、そのままこちらに来ませんでした。
ちょっと経ってからふと覗くと、普通に着席していました。
「バッグ取って」とか言えば良かったんですかね・・・。
泣き続ける娘を抱っこしたまま式場に入って自分でバッグを取り、とりあえず外に出ました。
結局斎場の方が声をかけてくれて、車で近くの総合病院へ連れて行ってくれました。
しかしそこでは診てもらえず、タクシーで別の病院へ。
救急から入ったのですぐに診てもらえました。
結果は「緊急性が疑われるもの(虫垂炎など)は考えにくい」との事で、ひとまずほっとしました。
という事は精神的なもの?単なるぐずり?
でもあんなぐずり方はした事がないので、本当に本当に不安でした。
帰りは叔父に送ってもらい、その車の中でビスケットを握りしめたまま眠る娘を見て、いきなり気温が十数も違うところに来て、しかも連日黒ずくめだらけの異様な雰囲気で、ちびっこなりに心労が溜まってしまっていたのかなと思いました。
翌日の初七日は、お坊さんが来る時間と夜だけちょこっと顔を出して、あとは実家の方でゆっくりさせました。
月曜日、東京では午後から雪という予報が出ていたため飛行機の時間を早めにしていたので、慌ただしく支度をして那覇空港へ。パパに渡すちょっとしたものを買ってすぐに保安検査場を通りました。
じいじとばあばが見えなくなった瞬間。
今までしおらしく抱っこされてたのは何だったの?ってくらい自分勝手に行動しだしました。
走ったり転げたり。注意したら機嫌を損ねて「いやだ!」とその場でしゃがみ込んだり。
それでも何とか搭乗。歌を歌ったりして時間をつぶして、着陸40分前くらいからお菓子を小出しであげて、機嫌の良いまま羽田に着くことができました。
迎えに来てくれていたパパと合流。
外はすでに雪になっていました。
リムジンバス→電車で最寄りに着いたときにはもう十分積もっていてタクシーも当然期待できなかったため、雪降る中、娘の抱っことスーツケース持ちをパパとかわりばんこしながら、2Kmの道のりをやっとこさ帰ってきました。
今まで生きてきた中で最高に大変な一週間でした。