PUPPP。聞きなれない単語ですね。
私も実際に体験するまでは、こんなものがあるとは全く知りませんでした。
正式名【Pruritic Urticarial Papules and Plaques of Pregnancy】
アホなので単語をひとつひとつ調べてみたら、掻痒、蕁麻疹、丘疹、班、妊娠期間
となっていました。
〈妊娠期間における、掻痒感を伴う蕁麻疹、丘疹、紅斑〉
といった感じですかね?
(つっこまないで・・・)
調べてみると
・100人に1人の妊婦がなる
・主に妊娠後期、とりわけ初産婦に発症する
などと言う事も書かれていました。
出産のひと月くらい前、お腹がふと痒くなって、何となしに掻きました。
妊娠線があるからかな?と気にも留めませんでした。
しかし、
ぼりぼりぼりぼり・・・ぼりぼりぼり・・・
気づいたら四六時中掻きむしるようになっていて、数日経つ頃にはお腹中に蕁麻疹が広がり、
検診で、「うわぁ~これは酷いね!!」と先生に驚かれるほど、症状が悪化していました。
ヒルドイドソフト(保湿剤)を処方してくれたのですが、これが当然ながら効かない。
そのうち痒みの範囲が広がって、蕁麻疹はとんでもないスピードで顔以外の全身に広がっていきました。
24時間身体のどこかが痒い。
近所の皮膚科で診てもらうと、大して説明もなく、ステロイドだけ処方されました。
私が「これ治りますか?」と聞くと「掻かなければ(笑)」と答えが返ってきました。
掻くのを我慢できていたらとっくに我慢してるんですけどね・・・
世のお医者さんからしたら一番イヤなタイプの患者かもしれませんが、
先生もステロイドも信用できなくて、自己判断で一度も薬を使いませんでした。
何のために皮膚科へ出向いたんでしょうか。
見かねたパパがネットで調べて、アルテニーニローションというものを購入してくれました。
何でもヨモギエキスが痒みに効くということで、ひとまずこれに望みを託すことに。
実際使ってみると水のようなパシャパシャとした感触で、肌になじませるとスーーッとして、
なるほど痒みが和らぐ感覚がありました。
匂いは多少癖がありますが、個人的には好きな香りでした。
けれど、ローションだけでは24時間続く痒みに太刀打ちできず・・・
コメント