乳児湿疹

今現在2歳4ヶ月の娘はつるつるお肌なのですが、0歳代は酷い乳児湿疹に悩まされていました。

街を歩いていても見かけるのは真っ白ふわふわほっぺの赤ちゃんばっかりで、「なんで娘だけ?」と落ち込んでばかりでした。

「ずっとこのままだったら・・・・・・」と、本当に辛かったです。

結局娘の場合は8ヶ月頃から肌の状態が落ち着き始め、1歳2~3ヶ月頃には湿疹が出なくなりました。

それまでの過程を色々と書いていこうと思います。

赤ちゃんの乳児湿疹に悩んでいるママがいたら、「こんなケースもあるんだな」くらいに参考にしてもらえたら良いなと思っています。

処方された薬は、別記事でわかりやすく時系列でまとめたいと思います。

生後二週間頃から、徐々におでこに湿疹ができ始めました。

市販のおむつかぶれ・湿疹用の塗り薬を塗り始めるもほとんど効かず、次第に頬にも湿疹が広がっていき、

生後1ヶ月頃には湿疹プラス皮がむけてゴワゴワとした感じも加わって、かなり荒れていました。

首や肘、膝などの皮膚が重なる所はジクジクとしていました。

本当に最悪なのですが、こんな状態になっても「いずれ治るだろう」と楽観視していて、心室中隔欠損症でかかっていた病院の小児心臓科の先生に「皮膚科で診てもらうべき」と指摘されても、すぐには行きませんでした。

一応その診察の際にロコイド軟膏(弱めのステロイド)とプロベトという白色ワセリンを処方されたので、ステロイドであることに戸惑いながらも塗ってみると、数時間のうちに炎症がなくなり、真っ白な肌になりました。

逆に怖くなりネットで調べまくると、ステロイドの悪い面ばかりが目に入ってきて(正しく使いさえすればものすごくいい薬という意見も多くありましたが)自己判断で塗布をその一回でやめてしまいました。すると瞬く間にもとの荒れた状態に戻り、ステロイドで一時的に症状を抑えることにますます疑問を抱きました。

その後は市販薬を使用し続けていたのですが、相変わらず変化なしだったので予防接種デビューした日に小児科の先生に相談してみると、

アボコート軟膏(ステロイドで、今は販売中止になっているみたいです)とプロペト混合の塗布薬が処方されました。ステロイドということで躊躇する気持ちと、塗ってあげなきゃという思いのせめぎ合いで、塗ったかと思えば塗らなかったりして当然肌の状態は良くならず、約一ヶ月後(生後4ヶ月近く)にまた別の病院に出向きました。

今度は小児科ではなく皮膚科です。

先生に「ステロイドは嫌です」と伝えると「ステロイドじゃないと治らないよ」と言われました。

先生からしてみれば、この母親は何をほざいてるんだ?という感じだったかもしれません。治すために来てるんじゃないの?と。

そんな空気の中「そうですよね・・・」としか答えられず、処方されたのはポララミンシロップという抗ヒスタミンの飲み薬と、顔用にリドメックスコーワ軟膏(ステロイド)とヒルドイドソフト(保湿剤)の混合薬、体のジクジク用にグリメサゾン軟膏(ステロイド)と亜鉛華軟膏の混合薬、でした。

いい加減批判されそうですが、飲み薬だけは日数分飲ませて、塗布薬は結局まともに塗らずに今度は予防接種でかかった小児科とは

また別の小児科へ行きました。

今までの事に挫けずに(?)「ステロイドはなるべく塗りたくない」と述べると「塗らないとダメなことだってあるよ」と言いつつも、私の気持ちに最大限答えようとしてくれているのが分かりました。

「診断名としてはアトピー性皮膚炎になるけれど、実は小さいうちは診断が難しくて、本当にそうなのかは現時点では分からない」といった旨のことをおっしゃっていました。

処方されたのはハイデルマートクリーム(かゆみを抑える)と亜鉛華軟膏の混合薬、ハイデルマートクリームとアズノール軟膏(皮膚の保護・炎症を抑える)の混合薬、オイラックスクリーム(かゆみを抑える)とレスタミンコーワクリーム(ヒスタミンの働きを抑える)の3種類でした。

全て非ステロイドです。

混んでいるにも関わらず丁寧に診察してくださり、それでいて一方的な意見を押し付けられることもなく、何だかホッとしました。

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